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2006年12月31日 (日)

ワタムな人々

12月28日
ワタムという村はなんだかとっても落ち着く。なぜなんだろう?と嫁と歩きながら話していると、あることに気づいた!塀や草花、舗装されていない田舎道なんかの風景がどことなく竹富島(石垣島にある離島)に似ている。ここがケニアだということを思わず忘れてしまうほどだ。

帰りに魚屋に立ち寄って晩飯を物色。獲れたての伊勢エビなんて無茶苦茶美味しそうだけど…さすがにこれは高価なので手が出ない。他には…『おっ!イカ!!』しかもデカイのと中くらいの2はい。夫婦かな?今日はこれでフリットでも作ることにしよう。

と意気揚々で帰ってくると、サウムさんに呼び止められた。何かな?と話を聞いてみると、どうやらまた釣りに行ってきて魚を獲ってきたらしい。なんて魚かは知らないが直径40cm以上あるでっかい魚を貰った。今日のディナーは豪華になりそうだ(^^)。
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12月29日
コテージでグタ~ッとしていたらいつの間にか昼過ぎ。カタナ君(24歳)が我々の動向を伺っている。どうやらお掃除の時間のようだ。ここラッキーコテージではカタナ君が毎日ルームメイクしてくれるのでいつもとっても快適に過ごせている。

しかも彼はなかなかのいいヤツ。『好きな音楽は何?』『ゴスペル』『クリスチャンなんだね。将来の夢は?』『う~ん…、In the life』『In the life?』『一所懸命働いて、奥さんと子供を持って、幸せにして…、車の免許も欲しいなぁ』『君ならきっとできるよ(^^)』と談笑。

どこの国においてもその人なりに一所懸命働いている姿というのはいいモノだ。ただそれだけで何か言葉にできないパワーを貰っている気がする。夕方ビーチを歩いているとカタナ君が照れ臭そうに彼女らしき人と歩いている姿を見掛けた。『頑張れカタナ!俺も頑張る(^^)。』
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12月30日
歩いて1分の所に“ママルーシー スーパーマーケット”がある。小さな村の割りにスーパーだけはしっかりしていてたいていの物はここで一通り揃う。しかもスーパー価格で(^^)。レジのお姉さんは人見知りさんだが、慣れてしまえばすっかりお得意さんだ。

今日も品物を見ただけでレジに価格を打ち込んでいく。どうやら全ての品物の値段を憶えているみたい。凄ぇなぁ~。そして隣には八百屋がある。野菜だけはルーシーで手に入らないのでここで買い揃えなければならない。ジャガイモも玉葱もkg100円もしないから嬉しい(^^)。

八百屋の兄ちゃんもなかなかいいヤツだ。そしてここの目玉はやっぱりパイナップル!1個100円くらいで匂いを嗅ぎながらうれ度合いを確認する。『よしっ!コレだぁ~~っ!!』ここでも嫁が大活躍!!いつもどうもありがとう(^^)。
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2006年12月28日 (木)

極上のインド洋

12月25日
クリスマスがやってきた。でも街はいたっていつも通り。豪華なイルミネーションも大きなもみの木もない。この村にはキリスト教徒が4割、イスラム教徒が4割と仲良く暮らしているということもあって、日本みたいに特別華やかな日にはなってはいないようだ。

ただラッキーハウスではクリスマスが存在する。色とりどりのネオンがコテージに飾り付けられてちょっぴり華やかな空気。キリスト教徒ではない我々もとりあえずクリスマスしておこう。きっとそれくらいは神様も許してくれるはず(^^)。

そしてなんとサウムさんがクリスマスプレゼントをくれた。最近のケニアのヒットチャートを集めたCD2枚。以前嫁がアフリカ音楽のことを質問していたのを覚えていてくれたらしい。これにはさすがに感激!!ホントいい人や~(^^)。アサンテ サーナ。
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12月26日
あまりまだ書いてはいないが、ワタムに来てもちろん毎日のようにビーチにも出かけている。スーパー ウルトラ ハイパー ワンダフル ビーチだ!!パブリックビーチに行くと見渡すかぎりの綺麗な海が延々と続いている。とにかく抜群の開放感♪♪

そして遠浅の海に浮かぶ小さな無人島が適度にアクセントを付けてくれる素敵な風景。雪山のように真っ白に輝くビーチを歩くと“キュッキュッ”と音がするほど砂は細かく、まるで片栗粉のよう。こんなパウダーサンドのビーチは初めてだ!

『極楽だ~~(^^)』仰向けになって太陽の光を一身に浴びながら、綿菓子のような雲の流れを目で追いかける。そんな贅沢な時間がゆったりと過ぎていく……。だからといってここで眠ってはいけない!睡魔に負けたら最後、被曝間違いなしだ!!
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12月27日
もうそろそろ今年も終わる。いろいろあったが良かった事も悪かった事も全部ひっくるめて全てに感謝(^^)。本当にいい経験をさせてもらっている。あっそうそう、年賀状も出さなきゃ。といういことで書き上げた年賀状だったが…。

クリスマス(祭日)と重なったり、ケニアのワークタイムが把握できなかったりで、今日ようやく出すことができた。『どうか3日くらいまでには届きますよーに』と願をかけつつ郵便局を後にする。そうだ友達にも年賀メールを送らなきゃ。と思ってはみるものの…。

なにせここはワタム。隣街のマリンディに行ってもネット環境はあまり芳しくない。まぁ期待するほうがどうかしてるか。ということでとりあえず今日も海へと向かう。もうすっかりと色付いた西日の中、嫁と2人でお土産物屋を冷やかしながらお散歩。なんとも素敵な一日に今日も感謝。
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2006年12月25日 (月)

ワタムの恵み

12月22日
ワタムはとっても小さな村なので、ATMどころか銀行さえあるはずもなく…。仕方ないので近くのマリンディという街まで出向くことにした。マタツでだいたい30分くらいか、アスファルトにある無数の穴ぼこを巧みな運転で見事にかわしながら突き進む。

街といってもナイロビに比べたら遥かに小さな街マリンディ、その昔バスコダガマも訪れた港としてちょっぴり有名だ。無論高層ビルなんてものはあるはずもなく、かろうじでネットカフェやATMもあるがなんと停電のせいか動いていない…。

仕方なく高い手数料を払って銀行でキャッシュを作ることに…。そんな都会な部分と反面、メインストリートを少し外れると電気さえない漁村なんかも結構ある。河が流れ込んでいる港街なので海の色は残念ながら真っ茶色。ワタムにして本当によかった(^^)。
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12月23日
ラッキーハウスの面々はとっても良い人達(^^)。オーナーのマウロさんを始め、奥さんのサウムさん。そしてマウロさんのご両親。皆明るくて我々にとっても親切に接してくれる。ちなみにマウロさんは生粋のイタリアーノ、奥さんはナイロビ出身だ。

そんな彼らはどうやら釣り好きらしい。行くと20kgなんて大物も釣ってくることがあるんだとか。『今日も釣りに行ってきたんだ、お前らも釣りは好きか?』『う~ん、どちらかというと食べるほうが好きかな(^^)』なんて冗談交じりで話していると…。

『じゃあ後で持ってってやるよ』と持ってきたのはなんとマグロ?!でかっ!!こんな所でマグロが手に入るとは!早速切り身にしてマグロ丼に。醤油を持っていて本当に良かった(^^)。久しぶりの刺身に酔いしれながら残りはきっちり冷凍させて頂いた。
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12月24日
ラッキーハウスにやって来て飲み物を貰ったり、魚を貰ったりと何だか貰ってばっかりの我々。このままでは日本人の名が廃る!何かお返しができないものだろうか?と思い付いたのが手作りクリスマスケーキ。今日はイブだしきっと喜んでくれるだろうと早速材料を買い込んでくる。

我々の部屋にはさすがにオーブンは無いので本格的にとはいかないが、マンゴーをスライスしたり、生クリームをホイップしたりと、見た目ゴージャスなヤツを作ってみた。うん、なかなか上出来(^^)。でもちょっと甘すぎたかな?まぁ何はともあれ持っていって反応を見てみよう!

そして夕食も終わる頃にケーキを持っていくと、『OH!いいの、貰って?甘い物は大好物なんだ!』と喜んで貰ってくれた。悪戦苦闘した甲斐があるというものだ(^^)。それでは我々もチキンとケーキで乾杯することにしよう。メリークリスマ~~~ス!!
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2006年12月22日 (金)

アドベンチャー ワールド

12月19日
『今日はサバンナで朝日を拝むぞ!』と意気込んで早起きしたものの、ベン号が足をとられて動かず立ち往生となった。キャンプ場から脇道に出るまでの約100m、マサイな人達や近所の兄ちゃん達、そして我々を含めて大人数十人がかり約2時間…。

最後は他の車に引張ってもらってようやく脱出!雨が降った後のサバンナは恐ろしく過酷だ…。という訳で予定変更。残念ながら最終日のサファリは中止。スーパーオフロードと化した帰り道を、3,4台のサファリカーでチームとなって森の中を突き進む。

とにかく無茶苦茶ワイルド!来た時あったはずの橋が半壊していたり、車は車で煙を吐いてみたり、いったい何回車を押したろうか…。『これがマサイマラさ!』ベンのその一言で妙に納得してしまった我々は、せっかくなのでおもいっきりアドベンチャーを楽しんでやった(^^)。
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12月20日
オンボロバスの中で朝を迎えた。日の出の方向を見るとどうやらここはモンパサ。目的地まではまだしばらくかかるみたいだ。昨日はサファリから戻った後その足でバスチケットを購入。そして夜9時のデンジャラスゾーン、ダウンタウンを無事クリアーして夜行バスに揺られているという次第だ。

モンパサからは海岸沿いを北へと舵を取る。生茂る熱帯雨林の中点在するバオバブの木、広大な湿地に群生する無数の蓮の花、今まで見てきた景色とは明らかに様子が異なる。大都会といい、サバンナといい、この国は本当に沢山の顔を持ってるなぁ。う~ん、ケニアは奥が深い。

そしてバスを途中下車してマタツへと乗り換える。15分くらいでヤシの木が生茂る村が見えてくる。“ワタム”、ケニアンコーストの中でも随一の美しさを誇るインド洋のビーチリゾートだ!!快適なクリスマスと年末年始を過ごせるような宿は見つかるかな?
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12月21日
さすが年末年始!ここワタムも例外なくハイシーズンの真っ只中。数多くのヨーロピアン(特にイタリアーノ)が極寒の世界から逃げてくる。そのため昨日は宿探しに難行したものの、無事想像以上の素敵なコテージに巡り合うことができた(^^)。

その名も“Lucky Cottages”。我々遊び人チームにはもってこいの名前だ(^^)!密林風にあしらえた庭の中に小さなコテージが5つ。その内2つはオーナー夫妻とその親御さんが使用しているので客室は3つしかない。たまたま一番小さな部屋が一つだけ空いていて長期で借りることが出来た。

簡易キッチンもあるし食器も全部揃っているので自炊は自由自在。そして何よりこの辺りでは珍しく電気が24時間OK、冷蔵庫も扇風機も気兼ねなく使える。シャワーもお湯まで出るし、蚊帳付きベッドはなんとも可愛らしい。ここは贅沢にインド洋を目一杯リゾートしてやろう(^^)!!
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宿情報(2人で)
WATAMU  Lucky Cottages  Watamu beach road 1800KS(約3060円)

交通情報
NAIROBI  →  WATAMU  BUSCER(夜行バス) 1500KS(約2550円、年末価格)

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2006年12月19日 (火)

野生の王国

12月16日
ついに念願のサファリへと出発!!キャプテンはベン、長身痩せ型の生粋のアフリカンだ。今日もお気に入りのアフリカンミュージックを響かせて、裸足でワンボックスのサファリカーを手足のように操る。そんなベン号に乗ってアフリカの大地を疾走、目指すはナクル湖だ!

そして4時間も走ると現地に到着。目の前には手つかずの大自然が広がっている。“キラ~~ン”当然の如く我々の眼が輝きを増す。すると前からガゼルが2匹駆けて来て、元気にサファリカーの脇を抜けて行った。これはヤバイ!!この躍動感は本物だ!!そして林を抜けて湖畔に出ると…。

『お~~~っ!!』広大な空間に野生の動物達が点在している。ゼブラの親子、バッファローの大群、バンブーのハーレム、湖面をピンク色に染めるフラミンゴ。『あ、あれは!!ライノ~~~!!!でけぇ~~!』いいぞぉナクル湖、期待通りだぁ(^^)!
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12月17日
さてさて今日もベン号は快走、アフリカの大地を駆け抜ける。途中からはもちろんオフロード、だがそんなものは物ともせず密林の中へと入って行く。そしてひっそりとしたキャンプ場に到着したのは16時前。でもすかさず『野郎共!荷物を置いたらすぐにサファリだ!』とベン。『お~~~っ!!』

やってきたのはマサイマラ ナショナル リザーブ。ケニアでも屈指の動物量を誇る。一度中に入ると目の前に広がるのは地平線まで続く広大なサバンナ。とにかく目茶苦茶広い!!そして出迎えてくれるのは無数の動物達、ゼブラ、ガゼル、トッピー、ウォーターバックetc。涙がチョチョ切れそうだ。

すると突然ベンが『シンバ!!』と叫ぶ!何だと~!何処だ?いたっ!!群れを成している。一体何を?すると彼らは耳を立てて一斉にそろりそろりと動き出した。視線の先にあるのはヌー。狩るつもりだ!!そしてその出来事はあまりに一瞬!!壮絶なライオンの食事に言葉が出るはずも無かった。とにかく凄すぎる…。
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12月18日
興奮冷め止まぬまま、今日もマサイな一日が始まった。太陽もご機嫌だ(^^)。朝夕は肉食動物が活発に活動している。なので朝からチーターがガゼルの子供を捕食している姿を見ることができた。そしてその後もとにかく動物達が目白押し!!

エレファント、ジラフ、ヒパポタマス、クロコダイル、ライオン、バッファロー、ガゼル、ゼブラ、バンブー、ウォーターバックetc。“大地の鼓動に触れながら、野生の生命力を肌で感じる”そんな最高の体験をさせてもらった。動物天国マサイマラ、あんた最高だ(^^)!!

そして夕方になってマサイ族の村を訪れた。だらんと垂れた耳たぶに大きな輪を作った長身痩せ型の彼らは、真紅の布に身を包み飄々とサバンナで暮らしている。そんな彼らと一緒になってピョンピョン跳ねているだけでなんだかとっても分かり合えた感じがした。アサンテ サーナ(^^)。
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宿情報(2人で)
ツアー PLANET SAFARI ADVENTURES LIMTED(3泊4日)US600$(約72000円、2人で)

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2006年12月16日 (土)

大都会 ナイロビ

12月13日
飛行機を降りると熱風が我々を出迎えてくれた。赤道直下の国ケニア。ついに寒い国からの脱出だ!フフフ、自然と笑みがこぼれる(^^)。でも内心はドキドキ。なにせナイロビ。ダウンタウンの悪名高さはアフリカでも1,2位を争う。

でもまぁビビッてても始まらないのでまずはマタツ(乗り合いバス)に乗って市内へ。あらかじめ目星をつけておいた宿へと向かう。そしてその途中…、さすがケニアだ!翼竜みたいな鳥が木にとまっているかと思ったら、バサバサと音を立てて飛び去っていった。『うぉ~凄ぇ~』

『うん?おお~っ!あれは!!ジラ~~フ!!!』な、なんと!遠くでキリンが数頭我々と並走しているではないか!!『いいぞ、ケニア!その調子だ!!』と嫁と2人で大興奮(^^)!このワクワク感はたまらなく気持ちいい。サファリがとっても楽しみだ。
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12月14日
ナイロビはアフリカの中でも有数の大都市。ゆえにその治安の悪さが気がかりだったが、実はそれと同じくらい気がかりなことがあった。“マラリア”だ。ある旅人(経験者)曰く『狂犬病なんかと違って病院で薬を飲めば一発で治るし、一度くらいなっとくのもいい記念になるよ』

……、残念ながら我々はそこまでタフではない。そこで媒介者であるあのにっくき蚊の撲滅のためにショッピングに出かけることに。でもそこはさすがナイロビ、下手なヨーロッパより品揃えも豊富で何でも揃っている。そして結局購入した物は…。

①PROTECH (虫除け)②蚊取り線香(キャンプに電気なんて無い)③メフロキン(抗マラリア薬、副作用が怖いのでいざという時の保険)④蚊帳(何だか基地っぽくて面白そうなので衝動買い)後は日本から持ってきたもろこしヘッドのウナ。これで奴らを返り討ちにしてくれる(^^)!
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12月15日
嫁のズボンにとうとう寿命が訪れた。お疲れさん、ということで洋服を買いに出かけることに。宿で仲良くなったおばちゃんに教えてもらって目指す先はアダムスアーケード、マタツで約15分の所にある大古着屋市だ。ちょっと怖いくらいに嫁の目が輝いている!

ナイロビもちょっと離れるとビルは無くなり、一気に長屋風な民家が建ち並ぶようになる。緑もグッと多くなり風景もどんどんワイルドになっていく。そしてそんな中におもむろにアーケードがあった。まぁアーケードといってもフリマのような露店がズラリと並んでいるだけだが…。

それにしてももの凄い量の服だ!結構お洒落なヤツもあるので、きっと盗品なんかも紛れてるんだろうなぁ。そんな思いをよそにふと嫁を振り返ると、テンションは最高潮に達していた!炎天下の中一軒一軒店を廻るのは男性にとって苦行以外の何ものでもない。頑張れオレ!!
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宿情報(2人で)
NAIROBI  PLANET Sonalux House,9thFloor,Moi Avenue P.O.Box79347 0KS (サファリツアー参加者のみ4泊まで無料)

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2006年12月13日 (水)

ベリーダンス

12月10日
ルクソールの夕陽は格別に美しい。辺りには大きな山もないし、気候的に雲も少ない。すると必然的に太陽は地平線にその姿をはっきり見せながら真っ赤に焼けて沈んでいくのである。何だかうっとりとしてしまう素敵な時間だ。

そんなルクソールの街でベリーダンスを見てみようということになった。まぁ想像するに“昔アラブの王様っぽい人が宮廷で酒の肴にでもしていたセクシーダンス”くらいの貧困なイメージしか我々にはない。一体どんなダンス何だろう??

宿のお兄さんに教えてもらった店に夜も22時になって訪れる。案内されたのは怪しい地下室。沢山テーブルはあるがお客は我々を入れて4人。どうやら盛り上がるのはもっと遅い時間らしい。そして出てきたダンサーは…『OH!BIG LADY!!』どうやら冴えないショーパブみたい。とっとと帰ろう。
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12月11日
カイロに戻ってきた。明日はもうエジプトともお別れだ。なので今日はやり残した事をやることに…。ということでまず訪れたのがエジプト考古学博物館。ギザ、アスワン、ルクソールと数々の遺跡を見てきたが、その重要な発掘品はここに収められている。

その中でもやっぱり外せないのが“ツタンカーメンの黄金のマスク”。この博物館はこのためにあるといっても過言ではない。早速2階へと上がって一番奥の部屋へと足を運ぶ。すると……あった!本物だ!!黄金の仮面は人を魅了するかのように怪しく輝いていた。

それともう一つ心残りがあるとすればベリーダンス。リベンジということもあって奮発してナイル川のディナークルーズに申し込んだ。結果は……大当たり!!!最前列で綺麗なお姉さんのベリーダンスやかっこいいお兄さんの旋回ダンスを堪能できた(^^)。やっぱりダンスはこうでなくちゃ!!
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12月12日
さてさてケニアに行く前にまずはお土産類を家に送るためにラムセス駅の近くにあるポストオフィスへ。船便ということもあって結構安上がりで助かった。丁寧に教えてくれた郵便局のおっちゃんに感謝、感謝(^^)。

お次は病院へ注射を打ちに行く。この旅に発つ前、相変わらずバタバタしていた我々は黄熱病の注射しか打っていなかった。これから東アフリカへ行くということもあって、もう1本くらいは何か打っておこうという訳だ。何にしようかな……?

そして選ばれたのは破傷風。カイロだと11E£(約220円)なので破格値だ!でもいざ行ってみると、『そういうことならジフテリアも打っておきなさい』ということで1本で2度おいしい注射となった(値段変わらず)。シュクラン、美人な女医さん(^^)。
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交通情報
LUXOR  →  CAIRO  国鉄?(夜行列車) 52E£(約1040円)

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2006年12月10日 (日)

王家の谷

12月7日
今日は朝からパスポートセンターへ。先日必死の思いでビザを更新はしたが、今度はリエントリービザというヤツをGETしなければならない。カイロでは難民が溢れるような勢いでごった返していたので、気合を入れて朝一で殴り込みをかけに行く。

ところが…“ガラ~~ン”。窓口には並んでいる人さえいない。入口にはじーちゃんが2人で警備をしていて、なぜか握手をして中へ入って行く。係りのおばちゃんもとってもにこやか。すんなりと手続きを始めてくれた。このカイロとの違いは一体何なんだ!思わず呆然としてしまう。

それでも出来上がるまではしばらくかかるので、近くにあるルクソール神殿を観光しに出向く。そしてグルっと一回りして近くの中華屋でご飯を食べた後再び戻ってくると、『はい、出来上がり!』と言わんばかりにおばちゃんがパスポートを返してくれた。どうもありがとう(^^)。
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12月8日
自転車を駆って西岸を巡る勇気がなかった我々“根性なしチーム”は、ツアーを使って西岸の要所を巡ることにした。そしてまず向かったのは王妃の谷。“ふ~ん”3000年以上前のレリーフ今も色鮮やかに残っているから驚かずにはいられない。

そしてお次は王家の谷。歴代のファラオの墳墓が点在する神聖なる死者の国だ。彼らは死してなおこの国で生きる気満々だったので、肉体の滅びを恐れミイラとなって永眠に付いた。いつの時代も人間とは摩訶不思議な動物だ。

それはハトシェプスト女王の葬祭殿にあるレリーフからも想像できる。古代エジプトでは冠婚葬祭の中でも何より“葬”が大切にされてきたのだろう。“死”を見つめるということで“生”を浮かび上がらせる。今も昔も決して他人事ではないなぁ。
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12月9日

朝からママチャリを駆ってルクソールの路地を軽快に爆走する。デコボコ道もなんのその、青空の下チャリを走らせるのは何だか気持ちがいいものだ(^^)。そして15分もすると目的地のカルナック神殿に到着した。

チャリを木陰に止めて早速中へと入ってみる。デ…デカイ!!特に列柱室。直径2~3m、高さ15mくらいの柱が何十本も等間隔でドド~~ンと並んでいる!まさに圧巻だ!!古代エジプトの遺跡はその歴史の深さもさることながら、その大きさいつも圧倒されてしまう。

列柱室を抜けて右側、倒れたオベリスクの傍に特大のスカラベの像がある。エジプトではスカラベは幸運のシンボル。お願い事をしながらこの周りを廻ると願いが叶うんだとか。なので、まぁとりあえず3周くらいはしておくことにしよう(^^)。
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宿情報(2人で)
LUXOR  Fontana Hotel  Shaari Radwan 20E£(約400円)

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2006年12月 7日 (木)

ザ・アブシンベル

12月4日
昨日の夜から夜行に乗って南へと移動。ナイル沿いの景色を楽しみながら列車でアスワンへと向かう。その距離約600km。なので到着したのはさすがに15時を過ぎていた。『さ~て、宿でも探すとするか』タクシーの運ちゃんのラブコールを巧みにかわしながらテクテクと歩く。

それにしてもさすがはアスワン!宿代が安い!エアコン付きでこの値段とは…。ダハブでも思ったがこれで経営が成り立つんだろうか?まぁそれはさておき、とりあえずナイル沿いを散歩。丁度そろそろサンセットということもあってフルーカに乗ってみることにした。

帆に目一杯風を受けたフルーカはお客を2人だけ乗せて徐々にナイル川を川上へと切り上がっていく。そして河の色は紫色へ、空の色は橙色へと少しづつ色付いていく。その美しい景観は我々に穏やかで愛おしい時間をプレゼントしてくれた。こんなに癒された気分になるのなんだかは久しぶりだ。
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12月5日
早朝3時起床。朝食を食べた後バスに乗り込み目指す先はアブシンベル神殿。スーダンとの国境近くにあるラムセス2世の忘れ形見だ。アスワンハイダムの建設と共に湖底に沈む予定だったがユネスコにより救済。どうにか水没をまぬがれた。

この神殿の入口を飾る4体のラムセス2世のゴーレムはとにかくデカイ!神殿内のレリーフも美しく残っていてこれまた見事!約3300年もの前の遺跡だけにここまで保存状態が良いと驚かずにはいられない。ピラミッドと双璧を成す素晴らしい世界遺産だ。

その後はアスワンハイダムを見学して聖なる島フィラエ島へ。ここにはイシス神を祀った神殿が綺麗に残っているので見応えたっぷり。『うぉ~、すげぇ~』古代エジプトの遺跡は想像以上にワクワクするし楽しい。ミーハーな我々にはうってつけの場所だ(^^)。
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12月6日
午前中の列車でルクソールへと移動、宿を決めた後は街を散策する。ルクソールはかつてテーベと呼ばれ、古代エジプトの都として栄えていた歴史を持つ。ナイル川を挟んで太陽の昇る東側は正者の地であり、太陽の沈む西側は死者の地であったと言われている。

そして現在はというと…。駅と駅前のルクソール神殿までの道路をモダンな感じに全面改装中。おっちゃん達がせっせと働いている。また、テロに備えて遺跡や駅などの要所を重装備の警官がしっかり警護している。暑い中皆さんお疲れさんです。

まぁそんなかんなでしばらく歩いていると大分お腹も減ってきた。こんな時は庶民の味方“コシャリ”に限る(高くて3E£)。パスタとお米を混ぜてトマトペーストで味付けした炭水化物の王様だ!『おっちゃん、いくら?』『5E£』せこっ!お前らこんなとこでもぼるんかい!!
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宿情報(2人で)
ASWAN  Nubian Oasis Hotel  234 Saad Zagghloul 25E£(約500円)

交通情報
CAIRO  →  ASWAN  国鉄?(夜行列車) 64E£(約1280円)
ASWAN  →  LUXOR  国鉄?(列車) 23E£(約460円)

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2006年12月 4日 (月)

ピラミッド

12月1日
バスの中で目覚めると朝7時。ついにカイロ到着!のはずが…なんだか様子がおかしい。窓の外を見てみると海が見えるし、しかもその方向から日が昇っている。なぜ東に海が??と疑問を抱きながらも、バスは太陽を背にして荒れ果てた大地の上をただひたすら爆走して行く。

ここはいったい何処なんだろう?どうやらなんらかの理由で迂回ルートを走行中らしい。それにしてもさっきまで海が東に見えていたということは…、いつになったら到着するのやら。ということでもう一眠り。結局到着したのは15時を過ぎていた。まさか倍も時間が掛かるとは。

混沌渦巻くエジプトの大都市カイロ。大河の如く流れる車、鳴り響くクラクション、そしてその中を分け入るように沢山の人々が行き交う。乾燥した大気は砂埃と排気ガスでうっすらと白っぽくすら感じる。なんだか凄い所にやって来てしまったようだ!
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12月2日
朝起きて宿の前にある露店街を抜けると大きな道路に出る。そこで行き交う大型バスを捕まえてカイロの南西にある街ギザへと向かう。途中雄大なナイル河を越えてしばらくすると、うっすらとぼやけた大気の奥に巨大建造物が姿を現す。

『ピラミッドだ!!』近くにある高層ビルもなんのその。その巨大な雄姿は誰よりも高く気高く、4500年もの時を越えて我々の目の前にそびえている。『4500年かぁ~』大帝国の覇者アレキサンダー大王も、はたまたフランスの英雄ナポレオンもこのピラミッドには度肝を抜かれたに違いない。

そして忘れてはならないのがピラミッドの門番スフィンクス。人頭獣身な彼(?)もこれまたデカイ!!鼻や髭はもげてしまってあっさりしているが、彼がエジプトの顔と言っても過言でははないだろう。どうかなぞなぞだけは出してきませんよーに(^^)。
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12月3日
今日は再び作戦会議。さすがはカイロだけあってボチボチ情報が集まってきた。でもやっぱりアフリカという土地柄かなんとも不透明。それでもどうにかなりそうかな?くらいは垣間見えたのでとりあえず行ってみるか!虎穴にいらずんば虎児を得ずとも言うし。

貴重な情報を下さった皆さん、本当にありがとう。我々は東アフリカに旅立ちます!!ということで早速航空券を購入しに向かう。そしてあっさりネットでチケットを押さえた後はエジプトビザの延長をしにモガンマアへ。でも着いてみるとびくっり凄い人・人・人!

窓口に押し合うように人がごった返している。この国の人は並ぶということを知らんのか!でもこんな時に活躍するのが我らが嫁!!小さいのでチョコチョコっと分け入って人混みの中に紛れていく。そして何事も無かったようにあっさりミッションクリアー!う~ん流石だ!!
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宿情報(2人で)
CAIRO  Safary Hotel  4 Suuq Eltawfiqiiya St.,5th Floor 22E£(約440円)

交通情報
DAHAB  →  CAIRO  セルビス(夜行小型バス) 90E£(約1800円)

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2006年12月 1日 (金)

紅海

11月28日
モロッコから地中海を時計回りにグルッと回ってとうとうエジプトまでやって来た。初めはひよっ子トラベラーだった我々の頭にもようやくトサカが生えてきたかな(^^)?だからといって油断は禁物。エジプシャンはがめついから。でもその辺は日本人も負けないかも…。

さてさて、エジプトを楽しむ前に一つ調べ物がある。実はこの旅でアフリカンサファリやインド洋も楽しもうと思っていたのだが、やっぱりこれが結構高額。どうしたものか…。野生の王国は訪れてみたいし、モーリシャスやザンジバルなんかも無茶苦茶魅力的だ!

ということでネット屋にこもる。あ~でもない、こ~でもない…う~ん(- -)。日が暮れるまで調べまくるが結局保留…。情報がイマイチ少なすぎる。どうにか低予算で行ける方法はないものか?こりゃあカイロに行って情報を集めてみないとわかりませんな。
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11月29日
せっかく紅海にやって来たというのに昨日はすっかりネット漬け。こりゃいかん、ということで今日は海に出向くことに。宿で無料の潜水グッズを借りて徒歩2分。やって来ました紅海!評判通り海が綺麗だ!!と感動しながらも心地海風が冷たいのが気になる。

そして海岸沿いを北へとテクテク歩いていると、前から一昨日出合ったロシア人の若夫婦が近づいてきた。『奇遇だね(^^)』と立ち話をしていると、どうやら南のポイントの方が珊瑚か綺麗らしい。ということで歓談しながら一緒に南のポイントに向かうことになった。

ポイントに到着して早速海に足を入れてみると…冷たい…。絶えられない冷たさではないが、どうやらエジプトにも冬というものがあるらしい…なんだかちょっぴり切ない。それでも負けずにエントリー!水中にはラビリンスのように入り組んだ珊瑚の世界が素敵に広がっていた。
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11月30日
さすがにちょっと冷たかったので『よし!今日も海に行くぞ!』という気分には到底なれず、今日はダラダラデー。海沿いのベドウィン風のカフェで波音を聞きながらくつろぐ。ダハブな休日は最高だ(^^)!! でもさすがにこの時期はちょっと涼しいかな?

噂によると紅海のベストシーズンは春~秋にかけてとか。ダイビングするにも普通は冬が一番透明度が良いのだがここ紅海だけは別。周りには流れ込んでくる川がほとんどないという特殊なこの海では夏が一番透明度が高くなるとか。是非ベストシーズンの紅海を楽しんでみたかった…。

そうなるとやっぱりここでの年越しは考えにくい。どこかベストスポットを探さねば…と海沿いでまたまた嫁と作戦会議。そして日も暮れてきて近くのレストランでガッツリシーフードを食べた後は深夜バスに乗り込む。まぁとりあえずカイロにでも行ってみますか。
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宿情報(2人で)
DAHAB  Bishbishi Garden Village  Dahab South Sinai 20E£(約400円)

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