ぺトラ
11月25日
今いる宿にはサーメル氏(31歳)が働いている。彼は中東の天使と呼ばれていて、この辺りを旅する人々の間ではなかなかの有名人。なぜかというと彼は日本人に対して本当に優しく接してくれて、旅の手配も無料でパーフェクトにこなしてくれる。
実は死海なんかもそこまで行く公共のバスがないので、彼の友人の車を格安でチャーターさせてもらった。『なんで我々にそこまでしてくれるの?』と尋ねると『日本人は私の家族だから』と優しく応える。なんかカッコいい(^^)。家族をもてなすように我々に接してくれる彼のホスピタリティの高さは一級品だ。
そんな彼の生い立ちは我々日本人には想像もつかないほど悲哀と孤独に満ちている。だからといって何をしてあげることもできないので、とりあえず一緒にUNOをして盛り上がった。彼の笑顔と親切に深く感謝すると共に今日我々はアンマンを後にする。
11月26日
“タータタッターン、タラタッタッタン♪”インディジョーンズをテーマソングに向かうた先は誇り高きナバタイ人の遺跡“ペトラ”。マチュピチュに負けず劣らず数々の旅人を唸らせてきたこの遺跡はまず間違いなくヨルダン最大のハイライトであろう。
遺跡の入口から10分ほど歩を進めると高さ数十mの岩壁が我々の行く手を阻む。しかしその真ん中にはモーゼが海を割ったかのように幅4~6mほどの隙間があり、我々はその崖と崖の間をゆっくりと奥へ奥へと進んで行く。なんだか無茶苦茶ワクワクするぞ!!
そしてしばらく歩いていくと、奥の隙間に太陽の光を浴びて輝く巨大建造物が!膨らむ期待を胸にさらに歩を進めると、目の前が開けて高さ20m級のエル・ハズネが我々の前に堂々と姿を現した!!まだものの30分も経ってなのにいきなり感無量だ!!『やるな!ペトラ!!』
11月27日
ペトラを堪能した後はさらに南へ、国境の街アカバを目指す。バスを乗り継いで3時間もすると、美海“紅海”が見えてきた。この海を越えればモロッコ以来久しぶりのアフリカ大陸だ。ということでタクシーで港へ。ヌエバ行きの船を探してみる。
するとタイミングよく丁度12時に出航とのこと。なんだかあっという間にヨルダンともお別れすることになった。そして無事エジプト入国を果たしてバス乗り場に行くと、アメリカ人(3人)とロシア人(2人)がマイクロバスの運ちゃんとバス代を交渉している。
どうやら我々(日本人4人)と同じでダハブに行く様子だ。アメリカ人『1人25£でダハブまで行くっていうんだけど高いよなぁ。お前ら入れて1人20£にならないかなぁ?』日本人『えっ?高いよ。15£でしょ。』運ちゃん『△□×?!』……10分後、多国籍軍の勝利!!ごめんね、おっちゃん。
宿情報(2人で)
WADI MOUSA Valentine Inn P.O.Box 205 Wadi Mousa - Petra 8JD(約1440円)
交通情報
AMMAN → WADI MOUSA セルビス(小型バス) 2.5JD(約450円)
WADI MOUSA → AQABA セルビス(小型バス) 5JD(約900円)
AQABA → NUWEIBA SPEED BOAT(船) 45US$(約5400円)
NUWEIBA → DAHAB セルビス(小型バス) 15E£(約300円)


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